こんにちは。
ベネフェアの灰原です。
11月3日〜10日までオーストラリアのブリスベンに行ってきました。
ヴァータスという国際知的障がい者スポーツ連盟の大会が行われ、柔道も日本代表チームとして出場しました。
私は柔道チームのコーチとして帯同しました。
さて、「柔道は日本で生まれた武道だから、もちろん世界の中でも柔道人口が多いのは日本」
そんなイメージをお持ちの方もいるかと思いますが、実はそんなことはありません。
世界の柔道人口ランキングでは、
第1位 ブラジル 200万人
第2位 フランス 56万人
第3位 ドイツ 15万人
です。ちなみに日本は12万人
このように意外にも、日本より柔道人口が多い国がいくつもあります。
特にフランス国内では、子供達の習い事としてサッカー、テニスに続き柔道が人気です。
では、なぜフランスでは柔道が人気なのでしょうか?
いくつか理由がありますが、今回は4つの理由を紹介します。
理由1 礼儀作法などの規律を学べる
フランス柔道連盟に登録されている柔道人口の約半分を子供が占めています。
柔道は体力をつけたり技術を磨いたりするだけでなく、
礼儀作法などの規律を学べる点が保護者に支持されているからです。
理由2 遊び要素を含んだ練習内容
フランスの柔道教室の多くが遊びの要素を取り入れ、楽しみながら柔道を学べる練習を行っています。
それが「楽しい→また来たい→続けたい」という子供達のモチベーションに繋がるのです。
理由3 15歳以下の全国大会なし
フランスでは15歳以下の子供達の全国大会を開催していません。
もちろん地区大会などの小規模大会はあり、試合で勝つことを目標に努力することも大切です。
しかし、勝負に固執しすぎないことでのびのびと柔道を続けることができるのです。
理由4 徹底した指導者養成システム
何とフランスの柔道指導者の最高ランクは国家資格になります。研修700時間、実技500時間にも及ぶ講座を受講し、試験に合格して晴れて柔道指導者の上級免許状が与えられます。
徹底した指導者養成システムによりクオリティの高い指導を提供することができるのです。
このように、フランスでは柔道が子供達の人気の習い事上位に挙がるだけの要素を兼ね備えています。
日本は柔道発祥の地ではありますが、子供達に人気の習い事上位に柔道が挙がることはありません。
私はこの事実を柔道指導者としてとても残念に思うと同時に、柔道普及に尽力したいと日々考えています。
スポーツの普及は、まず子供達への普及がその根幹を担うので、
いかに子供達に普及するかが、そのスポーツ自体の普及のカギとなります。
フランスで柔道を習う子供達は、
「礼儀」、「勇気」、「謙虚」、「尊敬」、「自制」、「友情」、「名誉」、「誠意」
の8つを合言葉に日々柔道に励んでいます。
これは是非日本で柔道を学ぶ子供達にも伝えたい言葉です。
日本もフランスを初めとする諸外国の良いところを学び、活かしていくことが柔道普及への第一歩だと考えます。
最後にオーストラリアでの様子をご紹介します。
____レッスン実施の詳細_____
実施日・時間:毎週火曜日 10時10分~11時00分
参加費:親子1組1回 3,000円(税込)
・2回券、6,000円(税込)からのチケット制になります。
・レッスンに参加すればするほどお得な4回券、6回券についてはこちら
・お支払い方法は現金のみとなります。
・公式LINEお友達登録でお試しレッスン1,500円クーポンをお渡ししております。
服装:親子ともに動きやすい服装でOKです。(更衣室で着替えることも可能です)
対象:ハイハイができるようなったお子様~3歳までのお子様と保護者様
予約方法:以下の3つの方法からお選び下さい。
1.下記のURLをクリックして頂き、Googleフォームにてご予約下さい。
https://forms.gle/6HPruBH941tUBHEB8
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